この1週間で4つのチーズセミナーに参加しました!!
やっぱりチーズを語るには、常に新しい情報を仕入れて
勉強しないとねっ!… っていうのは建前で、実は
いろいろなチーズを食べたかったからです(笑)
まずは「サヴォワのチーズを食べよう」の会。
夏のミルクでとってもおいしい時期を迎えている
フランスのサヴォワ地方のチーズを堪能できるセミナー
でした。

チーズはタランテー、シュヴロタン、ルブロション、アボンダンス、
ボフォール・ダルパージュ、トム・デ・ヴォージュ。
どのチーズもすっごくおいしかったのですが、初めて
食べた山羊乳製の「タランテー」が印象的。。
サヴォワの山羊は「シュヴロタン」しか知らなかったので
経験できてとてもうれしかったです♪
合わせたワインはサヴォワの白とアルザスのピノ・グリ。

アルザスのほの甘いワインがサヴォワのしっかりとした
アボンダンスにぴったりでびっくりでした。
次に行ったのは「パンとチーズの相性研究」。
今回のテーマは「粉」。配合の比率は同じで粉の種類が様々な
パンと5種類のチーズを組み合わせて相性を探るセミナーでした。
なかなかにマニアック。。
粉は、カナダアメリカ産の小麦、フランス産の小麦、スペルト小麦、
石挽き小麦、全粒粉、ふすま入り、ライ麦の7種類。
チーズはブリヤサヴァラン、カマンベールAOC、ヴァランセ、
カンタル、ブルー・ドーヴェルニュ。

いつもチーズを食べる時、どんなパンが1番合うのか
悩むので、今回はとても勉強になりました。でもチーズの
熟成度合いによっても相性のいいパンは変わってくるな〜と
いうのが正直な感想。やはり「ぴったりこれだ!!」というものを
選ぶのはかなり難しいと感じました。
3番目のセミナーは「ベルギービールとチーズのマリアージュ」。
これがすっごく楽しみでした。ベルギービールには最近とても
興味があるので、これとチーズを合わせるなんて夢のよう(?)な
会です。
ビールは、ヒューガルデン・ホワイト、デュヴェル、禁断の果実、
ロシュフォールでした。

チーズはシメイ・ア・ラ・ビエール、アイリッシュ・ポーター、
パルミジャーノ・レッジャーノ、フルール・ド・ビエール、
マロワールの5種類プラス カチョカヴァッロ・シラーノを焼いたもの。

ベルギービールとチーズを合わせるのって本当に楽しい!!
バラエティーに富んだベルギービールは、チーズとの
相性がはっきりとわかるのがおもしろいです。
組み合わせによってチーズの甘みが引き立ったり、
ビールの苦みが強調されたり…
あまりに楽しかったので、きょうベルギービールを買いに
いってしまいました。
そして今日は「ワインとチーズの相性研究〜イタリア中南部の白ワイン編〜」。
最近、ワインは楽しく飲むだけになっている私。。勉強も楽しいなと
思わせるT講師はすごいです。
ワインはヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ 2006、
オリヴィエート・クラシコ・アマービレ 2007、
アラストロ2005 の3種。
チーズはペコリーノ・サルド・ドルチェ、ブリナータ、
クラルティローロ・ロンバルド、カマンベール・パストリゼ、
トピネットの5種類。

チーズはどれもとてもよい状態で美味しかったです。
特にトピネットが最高に美味しかった。。幸せ。。
でもなかなか相性がばっちりだな〜という組み合わせは
なかったような。。チーズの中ではクアルティローロが
結構懐が深いという印象でした。私にとっては意外な感じでしたが。
チーズの食べ方をいろいろ試してみると楽しさは倍増します!!
合わせるお酒やパンによって同じチーズでも印象は
がらっと変わるのです。
もっともっといろいろなおいしい食べ方をいっぱい
発見したいな。そんな決意(!!)を新たにした1週間でした。