今日は、昨年ミシュランのガイドブックで3つ星を獲得した
レストラン『カンテサンス』にランチにいってきました♪
2ヶ月ほど前、学校のジビエのセッションで知り合ったNさんと
その時に食べ歩きの話しをいろいろするうちに、カンテサンスに
いってみたいね〜ということになり、Nさんが素早く手配をして
くださって話題のレストランに行く事ができました。
メンバーはNさんとNさんのお友達2人と私の4人でした。
初めてお会いする方達でも、美味しい物好きという共通項が
あれば、すぐに打ち解けてお話も弾みました。
さて、メニューを開けるとそれは白紙。。。左のページに
シェフの想いがつづられていました。その日に最高においしい
素材をその日のうちに提供するということで、シェフのお任せの
コースのみの設定です。
まずはアミューズ3品。
焼き芋のスープと甘くないスイートポテト。焼き芋!!はポタージュ
にするのではなく、焼き芋で出汁をとり、ほんの少しのさつまいもの
ピュレで濃度がつけてありました。スイートポテトは、さつまいもの
芯に近い甘い部分のみをつかっているそうです。上には
塩の粒がのっていてお芋の甘みをひきたてていました。

2品目はヤギのミルクのブランマンジェに百合根がちりばめてあり、
おいしいオリーブオイルといただきました。
ヤギのミルクが全然においがなくて、さわやかな酸味だけが印象的。
でもこのお料理はオリーブオイルのおいしさを楽しむものだそうです。

3品目はホタテとビーツと里芋のミルフィーユ仕立て。ビーツの
ソース。付け合わせはリンゴとフヌイユをフヌイユのオイルで
マリネしたもの。里芋が薄ーくスライスしてあって、こんな風にも
使えるのか〜〜とびっくり。リンゴとフヌイユはシャキシャキした
食感とさっぱり感が◎。

お魚料理はイナダのコンフィにふきのとうのソース。
付け合わせはいんげんのケイパーソース。ふきのとうの苦みが
イナダの旨味と合っていました。

お肉料理は佐賀の豚のロースを骨付きののまま
低温で3時間ローストしたもの。お肉がジューシーでやわらかく
脂身が甘みがあっておいしかったです〜〜
付け合わせは聖護院大根を蕪のスーぷで煮てハーブの
香りをつけたものと「インカのめざめ」というじゃがいもを
ローストしたもの。レンズ豆を煮てつぶして、
それをガレットに焼いたもの。ソースは、みかんとマスタードとトリュフでした。

デザートは2種類。バニラの利いたクリームと牛乳の甘いソース
の中に米がはいっているもの。中央にロックフォールとはちみつが
チョコンとのっていました。

最後はメレンゲのアイスクリーム。焼き上げたメレンゲをミキサーで
粉砕した粉をあたらしいデザートにしたのだそうです。
デザートは2品とも白いお皿に白いものだったので
味や食感や温度は異なって楽しめましたが、視覚的には地味な
印象でした。これも狙いなのかな?

どのお料理もおいしかったです♪どれもシェフのユニークなアイディアが
いっぱい!!どうしてこんなことをおもいついたんだろう?と
思わず聞いてみたくなってしまうような自由な発想がありました。
お値段もリーズナブルですし、ワインもとてもおいしかったです。
またいってみたいな〜でも予約は2ヶ月先しかとれないけれど…